レッドブルのマックス・フェルスタッペンが、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われたF1アメリカGP決勝を終えて次のようにコメントした。
●【レース結果】F1第17戦アメリカGP、タイム差、周、ピット回数
■マックス・フェルスタッペン「メルセデスAMGと戦える力はあった」
決勝/リタイア
「すごく不運な形でレースを終えてしまった。序盤はすごくよかっただけに残念だよ。スタートはまずまずだった。硬めのコンパウンド(タイヤ)では難しくなるものだけど、うまくスタートできてセブ(セバスチャン・ベッテル/フェラーリ)の前にとどまることができた。自分のペースには満足できていたし、コース上での感触もよかったよ。キミ(ライコネン/フェラーリ)とはいいバトルができたし、追い抜くことができてうれしかった」
「今日はメルセデスAMGと争えるだけの力があったと確信しているよ。だけど、ストレートでのスピードによって、彼らを追い抜くのはすごく難しかった。終盤にはタイヤをセーブしてフェラーリとの差を保つためにニコの後ろに下がったんだ」
「ピットストップで起きた問題は、僕の誤解によるものだった。チームがその前の週でもっとプッシュしろと伝えてきたから、僕は次の周でピットに入るんだと思ってしまったんだ。僕はピットに向かってから、実際には指示を受けていなかったということに気付いたよ。幸い、それが最終結果に影響を及ぼすことはなかったけれどね」
「コースに戻って少ししたらエンジンの方から大きなノイズが聞こえてきた。だから僕はクラッチを引いた。そうしたらチームはもう一度つないで走り続けるよう指示してきた。そうすれば何が原因なのか調べることもできるだろうと考えたんだ。でも残念ながら、その問題を解決することはできず、僕のレースは終わってしまったよ」
「最終的に、レースペースはよかったし、セットアップもうまくいったと感じていた。だから来週のメキシコ(30日決勝)には前向きな気持ちで臨むし、楽しみにしているよ」
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