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【決勝レポート】ハミルトンがF1通算50勝を達成 マクラーレン・ホンダはダブル入賞/F1アメリカGP

2016年10月24日(月)6:00 am

2016年F1第18戦アメリカGPが10月23日(日)、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(1周5.513km)で3日目を迎え、現地時間14時(日本時間24日午前4時)から行われた決勝でメルセデスAMGのルイス・ハミルトンが優勝した。今季7勝目、通算50勝目。

●【レース結果】F1第17戦アメリカGP、タイム差、周、ピット回数

スタート直後に3番手スタートのダニエル・リカルド(レッドブル)がニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)をかわして2番手に上がる。12番手スタートのフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)も9番手に順位を上げ、19番手スタートだったジェンソン・バトン(マクラーレン)も後方で数台がからむ接触事故が発生したすきに一気に順位を上げ、3周目にはエステバン・グティエレス(ハース)をかわしてトップ10に入るというジャンプアップを見せた。

上位ではハミルトンを先頭に、リカルド、ロズベルグ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、キミ・ライコネン(フェラーリ)、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が続く形でレースが展開されていくが、その後ロズベルグがピット戦略でリカルドをかわして2番手に浮上、メルセデスAMGが1-2体制を築いていく。

しかし、レースが30周目を迎えようとしたところでフェルスタッペンにトラブルが発生。しばらくスロー走行を行っていたフェルスタッペンだが、結局そのままクルマを止めてリタイアとなってしまう。

これで順位を上げたフェラーリ勢だったが、38周目にタイヤ交換のためにピットインしたライコネンがなんとピットロード出口を過ぎたところで止まってしまうというハプニングが発生。どうやらタイヤの装着ミスがあったと考えられるライコネンも、ここで無念のリタイアとなってしまう。

これで順位を上げたアロンソは、53周目にフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)と接触しながらも前に出て6番手に浮上する。しかし、この接触がレース後に審議対象となる。アロンソはそのその後カルロス・サインツ(トロロッソ)もとらえて5番手に浮上する健闘を見せた。

結局、ハミルトンが先頭でチェッカーフラッグを受け、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで3連勝を達成。ロズベルグが2位となったことで両者のポイント差は26ポイントに縮まった。3位にリカルドが入り、表彰台を確保している。

以下、ポイントを獲得した4位から10位までのドライバーは次の通り。4位セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、5位フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)、6位カルロス・サインツ(トロロッソ)、7位フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、8位セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、9位ジェンソン・バトン(マクラーレン)、10位ロマン・グロージャン(ハース)。

マクラーレン・ホンダ勢は、レース中のチャンスを生かして順位を上げ、2台ともにポイント獲得を果たした。

次戦2016年F1第19戦メキシコGPは、10月28日(金)の現地時間10時(日本時間24時)に開幕。決勝は10月30日(日)の現地時間13時(日本時間31日午前4時)にスタートする。

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