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F1株式取得を前向きにとらえるF1チームたち「いいアイデアだ」

2016年09月19日(月)16:56 pm

F1チームたちは、F1株式を取得することに前向きな姿勢を示しているようだ。

現在、F1の筆頭株主であったCVCからアメリカのリバティ・メディアが株式を買収し、F1の新オーナーとなる手続きが進められている。そして、伝えられるところによれば、リバティ・メディアでは最大20%の株式をF1チームたちが取得できる形にしたいと申し出ているという。

■いいアイデアだとF1チームたち

メルセデスAMGのビジネス担当エグゼクティブディレクターを務めるトト・ヴォルフは、先週末に今季のF1第15戦が開催されたシンガポールで「そのアイデアはよさそうに聞こえるね」と語ったと報じられている。

レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーも「それは理にかなったことだと思うよ」と述べ、次のように続けた。

「チームは重要な利害関係者だ。チームなくしてF1は成り立たないからね」

「チームを小株主としておくことが正しいやり方だろうね。それ以上のものとしようとしても絶対に誰も合意しないことは明らかだからね」

■問題は取得価格と見返り

さらに、ルノーF1のマネジングディレクターを務めるシリル・アビテブールも、「それは素晴らしいチャンスだと思っている。だから、そうすることに意味があるのであれば、私は『そうしない理由があるかい?』と言うだろうね」

また、7月に新オーナーへチームを売却して経営破たんに陥ることを免れた小規模F1チームのザウバーも、この件については興味を示しているようだ。

現在唯一の女性F1チーム代表であるモニシャ・カルテンボーンは、「すべてのチームにこのチャンスが与えられて株主の一員となるのであれば、意味のあることでしょうね」と語り、次のように付け加えている。

「ですが、結局のところ、それによって私たちが何を得ることができるのかということと、その価格次第ということになるでしょう」

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