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【P3速報】フェラーリ1-2、マクラーレン・ホンダは2台ともトップ10、ロズベルグが事故/F1オーストリアGP

2016年07月02日(土)20:27 pm

2016年F1第9戦オーストリアGPが7月2日(土)、レッドブルリンク(全長4.326km)で2日目を迎え、現地時間11時(日本時間18時)から行われたフリー走行3回目でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がトップに立った。

●【P3タイム結果】F1第9戦オーストリアGP フリー走行3回目、タイム差、周回数

天気は晴れ。セッション開始時の気温は24℃。路面温度は41℃と、高め。昨日のFP2(フリー走行2回目)の雨で、どのチームも長距離ランが不足している。限られた時間でどれだけマシンとタイヤを予選と決勝に合わせられるかが注目点である。

セッションは定刻スタート。パスカル・ウェーレイン(マノー)を先頭に各車がコースに出て行く。基準となるタイム(1分07秒307)を最初に出したのは、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)。これに僚友キミ・ライコネンがコンマ6秒差で続く。

開始10分、ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)が高速コーナーで大きく姿勢を乱す。ドライバーとチームの無線によると、リアタイヤ(ウルトラソフト)に激しいブリスター(水泡状の傷み)ができているという。同じころ、マクラーレン・ホンダのピットでは2台のマシンを調整中。フェルナンド・アロンソもジェンソン・バトンも、わずか1周しただけだ。

セッション開始から15分、トップは依然ベッテル。2番手にライコネン、3番手フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、4番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、5番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、6番手ダニエル・リカルド(レッドブル)。ハミルトン13番手、ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)は16番手。

開始25分、ベッテルがフライングラップ中。1分07秒414で、自らのトップタイムにわずか及ばず。その1分後、ライコネンが1分07秒234で一番時計を塗り替える。

マシン調整を終えたアロンソとバトンは走行を再開、それぞれ10番手、11番手につける。

セッション半ばの30分を経過し、トップはライコネン。以下2番手ベッテル、3番手リカルド、4番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、5番手マッサ、6番手フェルスタッペン、7番手ヒュルケンベルグ、8番手エステバン・グティエレス(ハース)、9番手ロマン・グロージャン(ハース)、10番手にアロンソ。

メルセデスAMGの2台は、いぜんピットでセットアップを調整中。順位はハミルトン17番手、ロズベルグ20番手だ。

残り25分、路面温度は46℃まで上昇。

残り24分、調整を終えたロズベルグが新品のウルトラソフトを履いてコースへ。やや遅れてハミルトンも新しいウルトラソフトでピットアウト。と、その瞬間、ロズベルグが直角の第2コーナー出口で突然リアからスピン!マシンをバリアに当て、後方部分を大破した。タイム計測を開始して、いきなりの事故。セッションは赤旗中断。マシンの姿勢が乱れた途端、左リアタイヤは宙に浮いていた。サスペンショントラブルが疑われる。

マシンの改修中も時計の針は回る。日本時間で18時49分、FP3再開。残り時間は11分だ。

残り10分、ベッテルが1分07秒098を出してトップを奪回。その1分後、ハミルトンが1分07秒754で4番手へ。

残り5分、ボッタスが最終コーナーでスピン、コースアウト。大事には至らず。

残り2分、ハミルトンが1分07秒308で3番手。

日本時間19時にチェッカー提示、セッションは終了した。トップはベッテル。以下、2番手ライコネン、3番手ハミルトン、4番手リカルド、5番手フェルスタッペン、6番手ボッタス、7番手マッサ、8番手ヒュルケンベルグ、9番手バトン、10番手アロンソ。

後方ではウェーレインが13番手と健闘。最下位ロズベルグは、予選までにマシン修復なるか。

そのF1オーストリアGP予選は、日本時間21時に始まる予定だ。

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