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ハミルトンは「クールなふりをしたいだけ」とフェルスタッペン

2016年07月02日(土)20:24 pm

現チャンピオンのルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)について、最年少のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は「クールなふりをしたいだけ」ではないかと話している。

ハミルトンは、ドライバーズランキングで首位を走るチームメートのニコ・ロズベルグを追う立場だが、F1オーストリアGP(3日決勝)の初日を終えて「ペースが出ない」と話した。

1回目のフリー走行ではスピンしたハミルトン。スピンすると、その勢いのままコースに戻って止まったため、目の前に突然現れたハミルトンをよけるためにあとから来たロマン・グロージャン(ハースF1)もスピンするはめになった。

これにはグロージャンも怒っている。「機会があったら、彼と話すつもりだよ。深刻なアクシデントになりかねなかった」と話している。

■ドライバーズミーディングでの一コマを暴露

ハミルトンへの批判はこれだけではなかった。

オーストリアGPでは、ドライバーがコース外を走行してアドバンテージを得ることがないよう、通常の縁石のさらに外側に高い縁石が設けられている。

この縁石にぶつけてフロントウイングを傷めたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、「危険だ」と不満をこぼしていた。

この発言をハミルトンに批判されたと耳にしたフェルスタッペンは、第8戦ヨーロッパGPのドライバーズミーディングでの一場面を暴露して反撃した。

「彼はメディアの前では(安全性について)別に気にしないと言っているよね」

「でも、(ヨーロッパGPの)ドライバーズミーティングで、こういう出来事があったんだ。僕がピットの入り口がやっかいだと言ったら、彼は“なんだ、そんなの気にするな”って感じだった」

「そこへニコ(ロズベルグ)が入ってきて、こう言ったんだ。“おい、ルイス、さっき(チームのミーティングで)は、ピットレーンに入るたびにもらしそうになるって言ってたじゃないか”ってね」

「彼はクールなふりをしたいだけなのかもね」とフェルスタッペンは話している。

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