2016年F1第5戦スペインGPフリー走行2回目が、スペインのバルセロナ・カタルーニャサーキットで行われた。
各チーム、シーズン前テストでたっぷり走り込んだサーキットなだけに、データも豊富だ。
ここではセクタースピードを見てみよう。
■セクター1はフェラーリ1-2
セクター1で最速288km/hを記録したのはフェラーリの2台。3番手は地元で気合いが入るカルロス・サインツ(トロロッソ)の284km/h。ダニール・クビアト(トロロッソ)は282km/hで5番手に入った。
ケビン・マグヌッセン(ルノー)が6番手に入っているのは興味深い。レッドブルも称賛しているように、ルノーPUの進歩が見える。
■FP2 セクター1 | KM/H |
---|---|
K.ライコネン(フェラーリ) | 288 |
S.ベッテル(フェラーリ) | 288 |
C.サインツ(トロロッソ・フェラーリ) | 284 |
N.ヒュルケンベルグ(Fインディア・メルセデス) | 282 |
D.クビアト(トロロッソ・フェラーリ) | 282 |
K.マグヌッセン(ルノー) | 280 |
■セクター2にアロンソ、フェルスタッペンら
セクター2は、ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)が285km/hで余裕のトップスピード。2番手は“次に昇格するのは俺だ”と言わんばかりのカルロス・サインツが279km/hを記録。そのサインツの“元同僚”マックス・フェルスタッペン(レッドブル・タグホイヤー)が278km/hで3番手に入った。
同じスピードでフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)、ライコネン、ベッテルが続いた。ホンダの仕上がりにも期待したい。
■FP2 セクター2 | KM/H |
---|---|
L.ハミルトン(メルセデスAMG) | 285 |
C.サインツ(トロロッソ・フェラーリ) | 279 |
M.フェルスタッペン(レッドブル・タグホイヤー) | 278 |
F.アロンソ(マクラーレン・ホンダ) | 278 |
K.ライコネン(フェラーリ) | 278 |
S.ベッテル(フェラーリ) | 278 |
■セクター3にメルセデス勢
セクター3でも288km/hのハミルトンがトップ。同スピードでフェラーリのベッテルが続く。パスカル・ウェーレイン(マノー・メルセデス)、セルジオ・ペレス(フォースインディア・メルセデス)、ライコネンが同スピード。
■FP2 セクター3 | KM/H |
---|---|
L.ハミルトン(メルセデスAMG) | 288 |
S.ベッテル(フェラーリ) | 288 |
P.ウェーレイン(マノー・メルセデス) | 287 |
S.ペレス(Fインディア・メルセデス) | 287 |
K.ライコネン(フェラーリ) | 287 |
N.ヒュルケンベルグ(Fインディア・メルセデス) | 286 |