17日(水)にスポンサーであるプーマのイベントで2016年型車RB12に施されることになるカラーリングを先行発表したレッドブル。
だが、タグ・ホイヤーのバッジが付けられることになるものの、搭載されるエンジンは昨年までと同じルノー製であり、すぐにライバルであるメルセデスAMGやフェラーリと互角の戦いをすることは難しそうだ。
2010年から2013年にかけてセバスチャン・ベッテル(現フェラーリ)を擁してF1タイトルを4連覇したレッドブルだが、2016年に関してはレッドブルのタイトル獲得を予想する者は誰もいないと言っても過言ではないだろう。
レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーも、2016年もシーズン前半は苦戦をすることになるだろうと語っている。
だが、ドライバーのダニエル・リカルドは、現時点では2016年シーズンに向けて控えめな予想をしておくほうがよいと次のように語った。
「もしメルボルン(開幕戦オーストラリアGP)に行ったときにクリスチャンや誰もが『すごい』と言いながら、うまくいかなかったとすればやる気もうせてしまうからね」
リカルドは2014年に当時のチームメートであったベッテルを打ち負かす活躍を見せ、一躍注目を浴びることとなった。その勢いをこれからのキャリアにつなげていくためにも、できる限り最高のパフォーマンスを発揮することが自分の目標だと語ったリカルドは次のように付け加えた。
「もし勝てないとしても、自分がいいドライバーだと示すことができれば、それにこだわる必要はないからね」