メルセデスAMG「ニコが5戦連続ポールの快挙」／F1ブラジルGP2日目
インテルラゴス・サーキットで開催中のF1第18戦ブラジルGP2日目、予選を終えたメルセデスAMGのニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンは、次のようにコメントした。
【結果】F1ブラジルGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム
■ニコ・ロズベルグ「明日は怖いものなし」
フリー3／2番手
予選／ポールポジション
「予選の滑り出しは今いちだった。Q1もQ2も思惑どおりに行かなかったんだ。最後のセッション（Q3）でリズムがよくなり、いいラップをまとめることができて安心した。ふたたび、ここブラジルでポールが取れて最高の気分だ。これ以上ない位置からレースをスタートできる。マシンは最速だし、初日の金曜日にレースの準備をしっかりしたから明日は怖いものなしだ」
「ルイス（ハミルトン）とはいいバトルになるだろう。フェラーリの2台ともね。楽しみだよ。それはともかく、何かにつけ昨日パリで起きた事件が思い起こされる。僕らがブラジルでがんばっても、パリに比べたら取るに足らないことに思えるんだ。今日は、どうしても彼らに思いを馳せてしまう」
■ルイス・ハミルトン「わずかなタイム差が決定的な違いに」
フリー3／1番手
予選／2番手
「50回目のポールポジションが遠いね。今週末は多少、身近に感じられたんだけどな。ここまでの流れを考えると、わりと自分では納得している。Q1とQ2はすごくよかった。Q3はもっとそれを上回ろうとがんばったが、切り札がなかったな。ほんとうに難しいよ。最後のラップも自分のベストを上回ったが、第3コーナーをクリアした時点ですでにトップから100分の15秒遅れていた。ほんのわずかな違いだが、決定的な違いだ」
「もっと速く走れるはずなのに、歯がゆいよ。でも、結果を出すには決定打が必要なんだ」
「このわずかな差が何を意味するかといえば、明日のレースは白熱したものになるだろう。ブラジルのファンの前で優勝できたら、きっと独特な雰囲気に浸れるだろうね。自分にとっても特別なものになるだろう。今日の僕らは予選に気を取られていたけれど、それでもパリの事件で被害を受けた人たちのために祈らずにはいられない。同情の念を禁じ得ないよ」
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