NEXT...F1開催スケジュール

メルセデスAMGの「スプーン型」リアウイングに注目が集まる

2015年08月21日(金)20:17 pm

2015年F1を席巻しているメルセデスAMGだが、シーズン後半に向けても開発の手を緩めていない。

【結果】F1ベルギーGPフリー走行2回目の順位、タイム差

F1ベルギーGP(23日決勝)を前に関係者の注目を集めたのが、メルセデスAMGの新型リアウイングだった。中央が下に大きくカーブした形だ。

イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』は、このリアウイングが銀のスプーンに似ていると表現している。

メルセデスAMGのニコ・ロズベルグは次のように話す。

「僕たちのリアウイングは、基本的に新しいものではないよ」

「でも、カーブした部分が速そうに見えるよね!」

■タイトル争いを諦めていないベッテル

夏休み前の第10戦ハンガリーGPでは、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが今季2勝目を挙げ、低い確率ながらもタイトル争いに絡んでいる。

ベッテルはベルギーGPを前に次のように語った。

「計算上可能性が残っている限りは、いいんじゃないかな」

「もちろん、メルセデスAMGとの差がまだあることも承知しているよ。でも、チャンスが訪れたときにそれをつかみ取ることも大事だ。これまでにチャンスは2回あったと思う」

■ベルギーGPはメルセデスAMGに有利か

ドイツのテレビ局『Sky(スカイ)』で解説を務める元F1ドライバーのマルク・スレールは、現実的にはフェラーリが2015年のタイトルを獲得するチャンスはないと見ている。

「誰かが近づいてくるといつも、メルセデスAMGがまだ力を温存しているのを感じる」とスレールは話す。

昨年のベルギーGPで優勝したレッドブルのダニエル・リカルドも同じ考えだ。

「彼ら(フェラーリ)は、1年前の僕たちと同じ状況だ。メルセデスAMGとの差はまだ大き過ぎる」

「狭くて曲がりくねったコースでは、フェラーリは少しメルセデスAMGに近づけるみたいだ。でも、今週末はメルセデスAMGの楽勝になると思う」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック