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リカルドのフェラーリ移籍は「ありえない」

2015年06月12日(金)19:47 pm

レッドブルが、ダニエル・リカルドが今季限りでチームを離脱することなどありえないと主張した。

今シーズンも、すでにドライバー移籍の話題がメディアをにぎわせる「シリー・シーズン」が始まっている。その最大の注目ポイントは、キミ・ライコネンが来季もフェラーリにとどまることになるのか、もしそうでなければ、そのシートに座るのは誰になるのかということだろう。

そして、その候補者筆頭にウィリアムズのバルテリ・ボッタスの名前が挙げられてきている。

だが、最近、その可能性が強くうわさされるようになったのが今年レッドブルで2年目を迎えているリカルドだ。

今季、ルノーエンジンの不調もあって昨年以上に苦戦が続いているレッドブル。昨年初優勝を遂げたカナダGPで今年はポイントすら獲得できなかったリカルドは、かなりいら立ちが募ってきていることを認めている。こうしたことからも、リカルドのフェラーリ移籍がかなり現実味を帯びてきているのではないかと考えている者もいる。

「自分のキャリアを考える上で、何が起きているのかということに注意しておく必要がある。僕も無冠のチャンピオンで終わりたくはないからね」とリカルドも含みを残すコメントを行っていた。

だが、レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、25歳となるリカルドとは「長期契約」を結んでおり、今季限りでリカルドがチームを去ることはないと主張。

そして、レッドブルのモータースポーツアドバイザーであり、ドライバー育成責任者も兼ねるヘルムート・マルコも最近、ドイツの『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』に次のように語った。

「ダニエルは我々と鉄壁の契約を結んでいる」

マルコは、リカルドがレッドブルを離脱するかもしれないという現在のうわさに関しては「まったく意味のないもの」だとし、「彼は間違いなく2016年も我々のところにいるよ」と断言している。

そして、リカルド本人も、来年もレッドブルで続けることになると『Telegraph(テレグラフ)』に次のように語った。

「僕は来年もここにいるし、僕たちがどういう進展を見せることができるか様子をみるよ」

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