【P2速報】雨と赤旗中断のP2 マクラーレン・ホンダはトラブルフリー／F1カナダGP
2015年F1第7戦カナダGPが6月5日（金）、ジル・ビルヌーブ・サーキット（全長4.361km）で開幕。現地時間14時（日本時間27時）から行われたフリー走行2回目でルイス・ハミルトン（メルセデスAMG）がトップに立った。
セッション途中から雨が予想されたため、各チームとも普段よりも早めにスーパーソフトを装着。限られた時間の中でロングランプログラムを行うことに焦点が合わせられた。
まっさきにスーパーソフトでコースに出たフェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンが順当に上位に並ぶが、ハミルトンがトップタイムを刻む。しかし、セッション中盤で雨が降り始め、全車がいったんピットへ戻る。
ここでメルセデスAMGの2台が水量が少ないとき用のインターミディエイトを装着してコースに出る。だが、コースはすでに予想以上の水で覆われており、ハミルトンはヘアピン手前でアクアプレーニングを起こしてしまいタイヤバリアにクラッシュしてしまう。ハミルトンにけがはなかったが、セッションはここで赤旗中断に。
残り時間が30分となったところでセッションが再開されるが、強い雨が降り続く中、コースに出るクルマは1台もなく、そのままセッション終了時刻を迎えた。
2番手から5番手までの結果は次のとおり。2番手セバスチャン・ベッテル（フェラーリ）、3番手キミ・ライコネン（フェラーリ）、4番手ニコ・ロズベルグ（メルセデスAMG）、5番手パストール・マルドナード（ロータス）。
マクラーレン・ホンダ勢は、スーパーソフトタイヤでのタイムがそれほど伸びず、フェルナンド・アロンソが15番手、ジェンソン・バトンが18番手でセッションを終えている。しかし、特段のトラブルも発生せずにこのセッションを終えられたことで、明日のフリー走行3回目で予選へ向けての弾みをつけたいところだ。
F1カナダGPフリー走行3回目は、日本時間6日（土）の23時から始まる。
