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カルテンボーン、「カスタマーマシン」構想を斬る

2015年05月25日(月)3:56 am

F1戦略グループから発表された未来の構想は従来の方向性を曲げるものとして、モニシャ・カルテンボーンが怒っている。

主に大チームから構成される同グループは先週、F1をもっとおもしろいスポーツにしようと2017年の規則大改正を了承した。ところがこれにフォース・インディアが異論を唱えた。小チームにとって死活問題の支出削減策がなおざりにされているというのだ。

また、資金的に苦しいザウバーを率いるカルテンボーンもグループの話し合いから閉めだされたとして、次のようにブラジル『Globo(グローボ)』紙に話す。

「中でいったい何を話し合ったことやら」「私は記者発表を読んだだけですから」

その内容にも彼女は疑問を感じている。

「給油についてですが、確か高コストと安全性の観点から禁止されたのではなかったかしら。私たちはFIA(国際自動車連盟)と共同で安全性向上の広告キャンペーンを展開しているんですが、給油再開はそれに矛盾していないでしょうか」

「(給油で)どうF1の見応えが増すのか、その点も考える必要がありますね」

「さらなる混乱を招くだけではないでしょうか。ファンが望むF1は、それ(給油)でしょうか?支出に与える影響も分かってもらいたいです」とカルテンボーン。

「支出の抑制に向けて私たちは何の対応もしていないですよ。手付かずです」

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