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【マクラーレン・ホンダ】「こぼれたミルクに泣く」エリック・ブーリエ/F1モナコGP2日目

2015年05月24日(日)6:02 am

モンテカルロ市街地サーキットで開催中のF1第6戦モナコGP2日目、予選を終えて、エリック・ブーリエ(マクラーレン・ホンダ)は次のようにコメントした。

■エリック・ブーリエ(マクラーレン・ホンダ/レーシング・ディレクター)「こぼれたミルクに泣く」
「今日の予選はただガッカリしただけでなく、不運だった」

「フェルナンド(アロンソ)はどのセッションでも速く、自信にあふれていた。すんなりと予選Q3まで行くだろうと予想していた。ところが残念ながら、サン・デボーテで原因不明のトラブルが起きて、Q3進出のもくろみは霧散した。マシンが突然、止まったのだ。原因は今もまだ調査中だ」

「ジェンソン(バトン)もジェンソンで、速いラップタイムをたたき出しながらよく走っていた。こちらも間違いなくQ3に手が届いただろう。ところが運命に見放されたのか、Q2で個人最速を破ろうと走行中、前を走っていたニコ(ロズベルグ)がタイヤをロックさせてサン・デボーテの避難路に一直線さ。これがきっかけで黄旗が出て、ジェンソンは問題の箇所を通過する際にアクセルを緩めざるをえなかった」

「もしサン・デボーテを通常の速度で通過していたら、余裕でトップ10に入り、Q2を通過していただろう。せっかく今季初のQ3進出だったのに」

「英国人の同僚たち(注:ブーリエはフランス人)はこんな時に、『覆水(ふくすい)盆に返らず』とでもいうのだろうか。まったくもって、いまいましい」

「とはいえ、ジェンソンとフェルナンドは押しも押されもせぬ世界王者だ。ふたりとも明日は、ポイント獲得に向けてありとあらゆる力を振り絞り、隊列を抜きにかかると思ってもらって間違いない」

「モナコで追い越しが極めて難しいのは当たり前の話だが、それでもドライバーたちは、順位を上げるために歯を食いしばってがんばるだろう」

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