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ル・マンに向けたテストに臨むヒュルケンベルグ

2015年04月23日(木)6:43 am

ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)は次のスペインGP(5月10日決勝)までの間にポルシェのWEC(世界耐久選手権)プロジェクトに参加する。

27歳のヒュルケンベルグは、今年F1と平行して、ポルシェからル・マン24時間耐久レース(6月13~14日決勝)に出場する。

それに先だって、今週はル・マンのルーキーに義務付けられているシミュレーションテストに参加。5月2日にはWEC第2戦スパ・フランコルシャンに出場することになっている。

評価の高いヒュルケンベルグだが、ここまでのF1キャリアは順風満帆ではない。

「もしかしたら、これ(ポルシェ)が将来の新しい家になるかもしれない」とヒュルケンベルグは『Sky(スカイ)』に語っている。

フォース・インディアは冬季テストから新型車の投入が遅れ、改良されたBスペックの導入もオーストリアGP(6月21日決勝)まで延期されている。

「今は楽な状況じゃない」とヒュルケンベルグも認める。

「今後2か月、オーストリアまでは、あまり多くを期待することはできないと思う」

「少なくとも仕事の励みにできるものはある。でも実際のところ、今の僕たちはとにかく遅すぎて、できることはあまりないんだ」

だが、ヒュルケンベルグはF1でのキャリアを簡単にあきらめることはないと話す。

「なんとか自分のキャリアを前進させようと今も努力しているよ」とヒュルケンベルグ。

「優勝し、チャンピオンになるという目標は変わっていない」

そのためには、フォース・インディアからトップチームに移籍する必要がある。すでに何らかの接触はあるのだろうか?

「いや。今のところはまったく静かだよ。まだ4月だからね」とヒュルケンベルグは話している。

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