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ハミルトンが中国GPで訴えたシート発熱の原因は?

2015年04月12日(日)18:00 pm

メルセデスAMGのルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィンで今季2勝目を飾ったF1中国GPだが、そのハミルトンはフリー走行から予選にかけて、シートが熱を持つという問題を抱えていた。

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メルセデスAMGのビジネス担当エグゼクティブディレクターであるトト・ヴォルフは、「シートも交換したし、断熱材にも改善を施した。だが、最終的にその問題を解決することはできていない」と決勝前に語っていた。

そして、その言葉通り、決勝レース中にもハミルトンは無線を通じてシートの発熱を訴えていた。

一方、ウィリアムズのフェリペ・マッサはコックピット内に煙が発生すると訴えていたという。

ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、これらの問題の原因は、今年から新たにF1カーに装着されたチタニウム製のスキッドブロックに関係するものだと指摘している。

これは、かつてのように火花を飛ばしながら走るF1カーとすることで、視覚的な魅力を増すことを目的として導入されたものだ。

路面にバンプ(凹凸)が多いものの、最高速重視のために車高を低めに設定することになる上海インターナショナル・サーキットでは、このスキッドブロックによって火花が飛び散る光景が特に目立っていた。ファンやカメラマンにとっては魅力的な光景だが、これによってハミルトンやマッサのクルマのように問題を抱えることになったF1カーもあったようだ。

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