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ニキ・ラウダ、F1ドイツGP問題でF1ボスを擁護

2015年03月16日(月)18:43 pm

もし今年ドイツでF1レースが開催されないことになれば、それはF1最高責任者であるバーニー・エクレストンのせいではなく、ドイツのサーキットの責任だとニキ・ラウダ(メルセデスAMG/非常勤会長)が語った。

これは、エクレストンが最近2015年にドイツGPが開催される「見込みがない」と語ったことを受けてのものだ。

もしドイツ国内でF1が開催されないということになれば、それは1960年以来初めてのことだ。そして、ラウダが所属するメルセデスAMGにとってはホームレースが消えてしまうことになる。

「もし今年ドイツでグランプリが開催されないということになればもちろん残念だ」

かつて3度F1王座に輝いた伝説的元F1ドライバーでもあるラウダは、『Tagesspiegel(ターゲスシュピーゲル)』に次のように続けた。

「だが、今回のケースについて言えば、主催者がレースを運営できないのはバーニー・エクレストンのせいではないということだ」

近年はニュルブルクリンクとホッケンハイムによって交互開催されてきたドイツGP。今年は本来の順番であればニュルブルクリンクが開催することになる。だが、ニュルブルクリンクは経営破たんに陥ってしまい、今年高額なF1開催権料を支払う余裕などない状況だ。

「そのことで誰も責めるわけにはいかない」

そう続けたラウダは、次のように付け加えた。

「週末のイベントを運営するのは主催者側の責任だからね。オーストリアもシルバーストンもスパも、そしてメルボルンでもみんなうまくやれているよ」

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