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マクラーレン・ホンダのアロンソ「マレーシアで会おう」

2015年03月16日(月)17:18 pm

フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)が、2週間後のF1第2戦マレーシアGP(29日決勝)での復帰に向け、順調に準備が進んでいるとほのめかした。

マクラーレン・ホンダでは、15日(日)に今季の開幕戦オーストラリアGPが開催されたメルボルンから、F1カーその他の機器類を直接マレーシアのクアラルンプールに向けて送り出している。

だが、レーシングディレクターのエリック・ブーリエは、アロンソが間違いなくセパン・インターナショナル・サーキットに姿を見せると保証することはできなかった。

「今週同じことを100回も言ってきたよ。それは医師の判断を待つしかないとね」

メルボルンで記者たちにそう語ったブーリエは、次のように付け加えた。

「そのための検査がパリで行われるのかスイスで行われるのか私は知らないよ。だけど、その後医師たちが彼にレースをしてもいいかどうかを決めることになる」

オーストラリアGPでは、ある程度予想されていたことではあるものの、2台のマクラーレン・ホンダMP4-30は予選で最下位に沈み、そのうち1台は決勝のグリッドにもたどりつけずに終わるという悲惨な状況を迎えていた。

こうした状況を受け、33歳となるアロンソは、もうMP4-30に乗りたいと思わないのではないかと考えている者もいるほどだ。

だが、アロンソとマクラーレンがマレーシアGPに向けて準備を進めていることは間違いない。

マクラーレン総帥であるロン・デニスは、ドバイでトレーニングを行っているアロンソとメールを交わしたことを明かし、彼ができる限り早くチームに合流できることを「楽しみにしている」と伝えてきたと語った。

スペインの『AS』は、アロンソはこれからドバイを離れ、マクラーレンの本部があるイギリスのウォーキングへ向かったと報じている。そこで17日(火)から20日(金)にかけてシミュレーター作業に取り組むためだという。

アロンソ本人も、ツイッターを通じ、テレビでオーストラリアGPを見たことを明かすとともに、マレーシアでの復帰に向けて順調に準備が進められていることをほのめかした。

「カルロス・サインツにお祝いを言うよ。オーストラリアは素晴らしい週末になったね!」

「そして、もちろん、優勝したハミルトンとメルセデスAMGにもね!」

今年トロロッソからデビューした同郷のサインツとルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)に対してそうメッセージを送ったアロンソは、次のように付け加えている。

「マレーシアで会おう」

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