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【マクラーレン・ホンダ】事故のアロンソ直後を走行、ベッテルが証言 フェラーリ旧友も病院へ

2015年02月22日(日)23:20 pm

スペインのバルセロナで行われている今年2回目のF1公式シーズン前テスト最終日の22日(日)、マクラーレンのフェルナンド・アロンソがウォールにクラッシュし、ヘリコプターで病院へ搬送されるという事態が起きた。

詳しい容体は不明だが、伝えられるところによると意識もあるといい、重傷ということではなさそうだ。

昼休みに入る直前に事故が起こったと伝えられている。アロンソはバルセロナ-カタルーニャ・サーキットのターン3出口の壁に激突したと見られているが、通常ここは時速240kmほどのスピードに達するところだとされている。アロンソは事故後最初に救急車でサーキット内の医療施設へ搬送されたという。

サーキットは、アロンソのマネジャーであるルイス・ガルシア・アバドによる簡単なメッセージを紹介しているが、それによれば、アロンソには「意識があり、大丈夫だ」とされている。

サーキット側はさらに「彼には問題がなさそうだ」と付け加え、ヘリコプターで病院へ搬送したのは、「医療テストを継続するためだ」と説明している。

マクラーレンもその後、33歳のアロンソに「意識があり」、「話をしている」ことを明らかにした。

ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、アロンソが事故を起こしたとき、その後ろを走行していたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)の次のようなコメントを紹介している。

「速度は遅かったよ。恐らく、時速150kmくらいかな。そうしたら彼が右に曲がって壁に突っ込んだんだ。変な挙動だったよ」

昨年までアロンソが在籍していたフェラーリのスタッフたちが、かつての仲間を見舞うためにサーキットを離れ、病院に向かったものとみられている。

非公式情報ながら、2回目のテスト最終日となった22日(日)には、アロンソは合計20周を行い、1分27秒956のベストタイムを刻んでいたとされている。事故原因がアロンソのミスだったのか、クルマに何らかの異常が起こったのかなど、詳しいことはまだ分かっていない。

今回のテストでもトラブルが続いていたマクラーレン・ホンダだが、それに追い打ちをかけるような事態となったことで今後に向けてさらに不安が募ることになりそうだ。

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