ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)が今年父親になることが分かった。
最近F1の世界はベビーブームとも言えそうな状況を迎えている。この1、2年の間にセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンのフェラーリ勢、ロマン・グロージャンとパストール・マルドナードのロータス勢、そしてフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)という面々に赤ちゃんが誕生している。
そして、昨年結婚したロズベルグが彼らに続くことになった。
ドイツの大手日刊紙である『Bild(ビルト)』は、「女の子だ!」との見出しをつけてこのニュースを報じている。
ロズベルグは首が炎症を起こしていると報じられていたが、バルセロナテスト2日目である20日(金)にはメルセデスの2015年型車W06のステアリングを握ってテスト走行に臨んでいる。
そのロズベルグは今回の報道が事実であると認め、「ビビアンは妊娠4か月なんだ。僕らは2人とも超ハッピーさ」と語った。
ロズベルグは妻のビビアンとともに最新のスキャン装置で胎児の様子を見たことも明かし、次のように語った。
「ただただ驚きだよ。3D画像によってすでに赤ちゃんがどれほど成長しているかをはっきりと見ることができるんだ」
『Bild(ビルト)』によれば、2人に女の赤ちゃんが誕生するのは8月中旬の予定だという。そして、ロズベルグはすぐに夏休み明けのF1ベルギーGP(8月23日決勝)に向かうことになる。
「バーニー・エクレストン(F1最高責任者)にレース日程を移動してくれるよう頼もうかな」と笑いながら語ったロズベルグだが、多分そのころにはまたチームメートのルイス・ハミルトンと激しいタイトル争いの真っただ中となっている可能性も高い。
「まじめな話、今からそんなことを考えるのはちょっと早すぎるよ」とロズベルグは結んでいる。