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フォース・インディア、2015年型車がクラッシュテストに合格

2015年02月20日(金)17:42 pm

19日(木)から、バルセロナで今年2回目のF1公式シーズン前合同テストが開催されている。バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで各チームが2015年仕様V6ターボエンジンの音を響かせながらテストを行っているが、その影であわただしく2015年に向けた開発を続けているチームもある。

初回のヘレステストは欠場したものの、フォース・インディアも今週のバルセロナテストには顔を出している。だが、まだ2015年型車の準備が整わないフォース・インディアでは、昨年型車VJM07で今回のテストに臨んでおり、ファクトリーでは来週26日(木)から始まる3回目のテストに向けて精力的に今季型車VJM08の仕上げ作業を進めているところだ。

フォース・インディアでは、今週のテストの初日にはメルセデスAMGの控えドライバーであるパスカル・ヴェアラインに走行を担当させていた。だが、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが体調不良を訴えたため、ヴェアラインは急きょメルセデスAMGに戻ってテストを担当。フォース・インディアではレギュラードライバーのセルジオ・ペレスが午後のテストを担当するという混乱に見舞われていた。

だが、フォース・インディアにとって最も重要なことがその背後で起こっていたようだ。

ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、フォース・インディアの今季型車VJM08が統括団体であるFIA(国際自動車連盟)によって義務付けられたクラッシュテストに「すべて合格した」と伝えている。

同誌のミハエル・シュミット記者は、「2台目のシャシーがテストを完了し、FIAの承認を得ることができた」と付け加え、次のように続けている。

「(VJM08は)すべての動的テスト、静止状態でのテストにも合格した」

これにより、これまでずっとささやかれていたフォース・インディアが開幕戦オーストラリアGP(3月15日決勝)も欠場することになるかもしれないといううわさにも終止符が打たれることになりそうだ。

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