先週末に開催された2014年F1最終戦アブダビGPでルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)が自身2度目となるF1チャンピオンの座についた。
イギリスのメディアは、そのハミルトンはメルセデスAMGとの間で今後2020年までの契約延長に合意するだろうと伝えており、その報酬は1年につき3,000万ドル(約35億4,000万円)に達するだろうとしている。
すでに2015年までの契約を結んでいるハミルトンだが、実際に2016年以降の新たな契約書にサインをすることになるのは、どうやら今後数か月のうちに新しいマネジャーを指名してからということになりそうだ。
しかし、ハミルトンは24日(月)に記者たちに対して2016年の契約は「形式的なもの」だと次のように語った。
「(契約を)どうするかはまだ何も決めていないんだ。でも、現在すでに素晴らしい契約を持っているよ。だから、最終的に金額がそれほど大きく変わるとは思っていないけどね」
ハミルトンのF1タイトル獲得が決まった23日(日)の夜には遅くまで祝勝パーティーが行われたが、その翌日、メルセデスAMGのビジネス担当エグゼクティブディレクターであるトト・ヴォルフは、いずれにしても新たな契約に向けての交渉が始まるのはまだ先のことになるだろうと冗談を交えながら次のように語った。
「もちろん、(タイトルを獲得したばかりの)今は、それ(契約交渉)をするにはいいタイミングではないからね」