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小林可夢偉の最終戦のチームメートはウィル・スティーブンス

ケータハムは20日（木）、今週末のF1最終戦アブダビGP（23日決勝）に日本人ドライバーの小林可夢偉のチームメートとしてイギリス人ドライバーのウィル・スティーブンスを起用することを正式に発表した。

スティーブンスは2012年から3年間にわたってF1の下位カテゴリーのひとつであるフォーミュラ・ルノー3.5シリーズに参戦していた23歳の若手ドライバーだ。同シリーズでの成績は、昨年がランキング4位、今年は6位となっている。

スティーブンスはケータハムの育成メンバーのひとりであり、2013年および2014年にイギリスのシルバーストンで行われたF1公式テストに参加した経験を持っている。そこでF1出走に必要なスーパーライセンスの発給要件である走行距離を達成していたもの。

ケータハムから最終戦への出走が決まったスティーブンスは次のように抱負を語った。

■ウィル・スティーブンス「すごくワクワクしている」
「こういうチャンスを得られてものすごくワクワクしているし、こういう機会を与えてくれたケータハムF1チームの関係者全員にすごく感謝している。F1デビューの覚悟はできているし、チームの一員としてレースに臨むことを楽しみにしている。僕たちは以前テストで一緒に仕事をしてきたし、リーフィールド（ケータハムのファクトリー）でもシミュレーターでの作業もこなしてきた。これが2015年シーズンにも一緒に続けられるための機会となることを願っているよ」