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フランク・ウィリアムズ入院

2014年11月01日(土)17:25 pm

今週末のF1第17戦アメリカGP、ウィリアムズは、チームの顔というべき二人の存在を欠いている。

創設者でチームオーナーのフランク・ウィリアムズが英国で入院中であることが判明。副代表で娘のクレアも付き添いのため、チームを離れているのだ。

「何ごとも起きないよう、念のため父親の側にいたいとのことだった」と、チーム広報は『Reuters(ロイター通信)』に語った。

1986年の交通事故で四肢(しし)の運動機能を失ったフランク卿(きょう)だが、72才は、世界最長寿といわれる。今回は、床ずれができて入院したとのことだ。

退院までは、数週間かかる見込み。

毎戦、金曜日に定例となっているFIA(国際自動車連盟)公式記者会見に呼ばれていたクレアだが、あいにく、これも欠席。ところがドイツ『Speedweek(スピードウィーク)』によると、クレア不在を快く思っていない者がいるという。

本来、FIAから記者会見に指名されると、出席は義務となる。しかし、パドックにはこんな声も聞かれる。「実にF1らしい。モータースポーツの最高峰が危機的状況だというのに、クレア・ウィリアムズの不在が大きく取り上げられるとは」

「彼らもそろそろ、真剣に、根幹を揺るがす問題に取り組んだほうがいい」

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