レッドブルのセバスチャン・ベッテルとダニエル・リカルドが、ソチ・オリンピックパーク・サーキットで行われるF1第16戦ロシアGP(12日決勝)に向けて意気込みを語った。
■セバスチャン・ベッテル「すごく難しいコーナーもある」
「ユニークなコースだよ。F1カレンダーで唯一オリンピック会場に位置するんだから。このサーキットに、ほかのコースと似ている点があるのは間違いない。一番似ているのはシンガポールかな。でもシンガポールと違って、もっと流れるようなレイアウトだから、速度ははるかに高いだろうね。少し韓国やアブダビを思い出させる区間もある」
「全体として、違う性格のコーナーをすごくうまく組み合わせていると思う。中にはすごく難しいものもありそうだ。それこそ、ドライバーが一番求めるものだよ」
「レースウィーク最初はかなり滑りやすいだろうね。何人かミスを犯すドライバーが出ると思う。誰にとっても初めてのコースというだけでなく、路面がまだいい状態になっていないからだ。だから、コースが走りやすい状態になるまでには、しばらくかかるだろう」
■ダニエル・リカルド「新しい開催地はエキサイティング」
「まず、新しい開催地、特に新しいサーキットへ行くのは、いつだってエキサイティングだよ。初めての新鮮な経験はドライバーとしてうれしいものなんだ。ロシアはまったく新しいレイアウトだからね」
「もうシミュレーターで何周か走ってみたけれど、きっと面白いと思う。現実とまったく同じとはいかないものだ。でも、楽しめるコースであってほしいね。実際に行ってみるまでは分からない。でも、いい挑戦ができることを願っているよ」