F1シンガポールGP決勝を終え、マクラーレンのケビン・マグヌッセンとジェンソン・バトンが次のようにコメントした。
【結果】F1第14戦シンガポールGP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数
■ケビン・マグヌッセン「レース中、シートが熱くなって」
決勝/10位
「こんなにキツい決勝になったとはね」
「レース中、もしかしてマシンがおかしくなったかと思った。僕のシートがカッカし出して、居心地の悪さといったらなかったよ」
「そんなことがなければ10位より前に行けたかもしれない。少なくとも1ポイントは取れたから、無得点よりマシだけどね」
「1ポイントを取るために、あれほどがんばったのは初めての経験だ」
■ジェンソン・バトン「最後のツメで、いきなりストップ」
決勝/リタイア
「ちょうどレースの締めくくりに入ったときだ。最終スティントは、ずっとタイヤに注意を払っていた。僕の前を走っていたバルテリ(ボッタス:ウィリアムズ)は最後の5周、苦労すると分かっていたからさ」
「さあ、これから追い上げだと思って、マシンのモードを変更したんだ。そこから数コーナー後、ちょうどヘアピンにさしかかったあたりで突然、システムが止まった。橋を越えて、いきなり電源オフさ。もうクルマを止めるしかなかったよ」
「せっかくレース終盤を楽しみにしていたのに。絶対にバルテリを仕留める自信があった。でも、うまく行かなかった。ツキがなかったね」