マックス・フェルスタッペンの父親であり、自らもかつてF1ドライバーとして活躍したヨス・フェルスタッペンが、息子が来年の3月に17歳でF1デビューを飾るのではないかとの報道に対し、肯定も否定も行わなかった。
オランダの『De Telegraaf(テレグラーフ)』紙は、有名なレッドブルのドライバー育成プログラムに加わる契約を行ったことが報じられたオランダ人ドライバーのフェルスタッペンが、フランス人ドライバーのジャン-エリック・ベルニュに代わって2015年にトロロッソからF1デビューを飾ることになるだろうと報じている。
今年、カートからF3に昇格したばかりのフェルスタッペンだが、レッドブルでは今週彼にもっと大きな馬力を持つクルマの感触を経験させるために、レッドブルリンクにおいてフォーミュラ・ルノー3.5シリーズ用のクルマを用いたプライベートテストを実施。
「とても楽しかったよ」とそのテストのことを語ったフェルスタッペンは、「僕の目標はできるだけ長い時間運転をして、クルマの感触や高速に慣れることだった。すべてが順調に進んだよ」と付け加えた。
だが、父親のヨスは、今年の9月に17歳となる自分の息子がレッドブルのジュニアチームであるトロロッソから来年にもF1デビューを飾ることになるのではないかとの報道に関し、それをはぐらかすように次のように語った。
「このプログラムにおいてどういうことが可能なのかについてはレッドブルと話し合うことになるだろうね」
だが、『De Telegraaf(テレグラーフ)』は、トロロッソ関係者による「フェルスタッペンは2015年にトロロッソの新たなレースドライバーになるだろう」とのコメントを紹介。さらに新たなことが来週末のF1ベルギーGP(24日決勝)の間に明らかにされるだろうと付け加えている。