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フェリペ・マッサ「フェラーリをトップ3の座から引きずりおろす」

2014年08月14日(木)18:13 pm

フェリペ・マッサが、ウィリアムズは、昨年そのシートを失うまで8年間在籍していたフェラーリと互角の勝負ができていると語った。

昨年までの自然吸気V8エンジンに変わり、V6ターボエンジンによる新たな時代に入ったF1だが、ウィリアムズがそれまでのスランプからの立ち直りを見せているのに対し、フェラーリでは今季前半は非常に苦しいレースが続いていた。こうした中、ブラジル人ドライバーのマッサは、いいタイミングでフェラーリを去ったと考えている。

「そう思うよ」とブラジルの『SporTV(スポルティービー)』に語ったマッサは、次のように続けた。

「僕にとってはすごく重要なことだった。たまには変化もいいものだね。まだすべてがうまくかみ合っているわけではないけれど、それは僕にとって必要なことだったよ」

「でも、そのうちうまくいくだろうし、この新しいチームですごく明るい未来を手に入れることができると思っている」

昨シーズンは全11チーム中9位に沈んでいたウィリアムズだが、今季は現在フェラーリに肉薄する4番手につけている。実際のところ、ウィリアムズ復活の真の立役者はチームメートであるバルテリ・ボッタスのほうだろう。だが、マッサはフェラーリをチーム別ランキングのトップ3の座から引きずりおろすための戦いに加わることができてうれしく思っていると語っている。

F1ドイツGP(第10戦)ではフェラーリを抜いてチーム別ランキングで3番手の位置に上がったウィリアムズだが、続くハンガリーGP(第11戦)では再びフェラーリに逆転を許してしまった。だが、マッサは「僕たちは今フェラーリと争っている」と主張し、次のように続けた。

「僕たちは前回のレースの前までは彼らの上にいたけれど、フェラーリのほうがウィリアムズよりいいレースをしたということだ。でも、僕たちがフェラーリの上でシーズンを終えるチャンスもすごく大きいよ。僕たちはそれを目指しているんだ」

「フェラーリのような大規模チームの上で、1年でトップ3に返り咲くことができるのはすごく前向きなことだよ」とマッサは付け加えた。

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