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ブルーノ・セナとカルン・チャンドックがフォーミュラE参戦決定

2014年05月27日(火)12:18 pm

今年9月からの初開催が予定されているフル電動フォーミュラカーによる世界選手権シリーズである「フォーミュラE」で、かつてF1チームでチームメート同士であったブルーノ・セナとカルン・チャンドックの組み合わせが再び実現することとなった。

フォーミュラEシリーズに参戦するインド国籍チームであるマヒンドラ・レーシングは26日(月)、元F1ドライバーのセナとチャンドックによるドライバーラインアップで、9月13日(土)に北京で開幕戦を迎えるフォーミュラEシリーズの全10戦に臨むことを発表した。インド人ドライバーのチャンドックと、伝説のドライバーであるアイルトン・セナを叔父に持つブラジル人ドライバーのセナの2人は、2010年にHRTのチームメートとして一緒にF1を戦った経験を有している。

新シリーズであるフォーミュラEへの参戦が決まったチャンドックとセナはそれぞれ次のようにコメントしている。

カルン・チャンドック
「マヒンドラ・レーシングのドライバーラインアップに加わることができて非常にワクワクしている。チームはフォーミュラEシリーズに対して非常に力を入れているし、非常に経験豊かな人材によるグループがこのプログラムを支援してくれていることは非常に勇気づけられるものだ」

「唯一のインド国籍チームの一員となれることは僕にとって非常に名誉なことだ。そして、ブルーノと再び一緒のチームでやれるのもうれしいよ。彼はレースの世界では非常に親しい友人のひとりだからね。僕たちはお互いに敬意を払っているし、一緒にうまく仕事をしていける。そのことはチームの開発にとってもいい形で作用するだろう」

「市街地コースでのレースは見どころの多いものになるだろうし、チームやドライバーの高い資質によって、素晴らしいレースが展開されることになるのは間違いないよ」

ブルーノ・セナ
「マヒンドラ・レーシングに加わることができるのを非常に誇らしく思っている。チーム内には最初からフォーミュラEで上位争いをするんだという野心が満ちている。それに、非常に革新的な選手権に最初から加わることができることにも非常にワクワクしている」

「チームにとってもドライバーにとっても、そのテクノロジーやドライビングスタイルなどについて短期間で学ばなければならないことがたくさんある。レースファンにとっても、このフォーミュラEは世界をまたにかけて開催される、新たなタイプのモータースポーツとして人気を博すことになるだろう。もちろん、僕はすでにカルンと一緒に仕事をした経験があるから、それがこのチームを非常に速く前進させるための共同作業においても役に立つはずだ」

フォーミュラEシリーズは、9月13日(土)に北京で開催される開幕戦を皮切りに、世界の10都市で市街地コースによるレースが展開されることになっている。

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