モンテカルロ市街地サーキットで行われたF1第6戦モナコGP、決勝を終えたジェンソン・バトン(マクラーレン)は次のようにコメントした。
■ジェンソン・バトン(決勝6位)
「典型的なモナコGPだったね。もうメチャクチャだったよ。みんなミスを犯すし、いたるところにクルマがいた。だから集中し続け、集団に後れないようにしながら、必要なときに使いながらもタイヤをいたわっていた」
「最後のスティントではずっとタイヤをいたわってケビン(マグヌッセン/チームメート)の後ろに下がってきれいな空気が当たるようにしていた。そして最後まで自分のペースを整えることに集中したよ。最後のほうでニコ(ヒュルケンベルグ/フォース・インディア)をうまく追い抜くことができなかった。彼はタイヤに問題を抱えていたけれど、僕も攻めようとすると、同じようにタイヤに苦しめられてしまい、滑らないようにすることができなかった」
「レース終盤にはちょっとしたいいバトルもあったよ。でも、ほかのクルマの後ろにいるときに背後から追い上げられるのはかなりつらいものなんだ。それだけでも大変なんだけど、前にクルマがいて何も見えないような状況のときはなおさら難しくなるからね」
「この結果は僕たちにとって悪いものではなかった。ただ、最後にニコを追い抜けていたらもっとよかったけれどね。ケビンにレース終盤に問題が発生したことで、最後にもっとポイントを取ることができなかったのは残念だ」