ハミルトンがポール獲得、小林可夢偉は21番手／F1スペインGP予選
2014年F1第5戦スペインGPが5月10日（土）、バルセロナ-カタルーニャ・サーキット（1周／4.655km）で2日目を迎え、現地時間14時（日本時間21時）から行われた予選でルイス・ハミルトン（メルセデスAMG）がポールポジションを獲得した。今季4回目、通算35回目。小林可夢偉（ケータハム）は21番手だった。
Q1は、順当にメルセデスAMGのニコ・ロズベルグがトップタイムを刻む。セッション開始5分の時点でパストール・マルドナード（ロータス）がターン3でクラッシュし、セッションは赤旗中断となる。チェッカーが振られ、各車がフィニッシュラインを越えるごとに脱落圏内の順位が入れ替わる。いったん19番手まで順位を上げた可夢偉だったが、最後にチームメートのマーカス・エリクソンにもかわされ、21番手でセッションを終えている。
Q1で予選を終えた17番手から22番手は次のとおり。17番手エイドリアン・スーティル（ザウバー）、18番手マックス・チルトン（マルシャ）、19番手ジュール・ビアンキ（マルシャ）、20番手マーカス・エリクソン（ケータハム）、21番手小林可夢偉（ケータハム）、22番手パストール・マルドナード（ロータス）。
Q2でも、メルセデスAMG勢が順当にトップタイムを刻んでゆく。セッション終盤、フェラーリ勢、ウィリアムズ勢が順調にタイムを上げる中、フェルナンド・アロンソ（フェラーリ）はギリギリ10番手でのQ2通過となった。
Q2で予選を終えた11番手から16番手は次のとおり。11番手ニコ・ヒュルケンベルグ（フォース・インディア）、12番手セルジオ・ペレス（フォース・インディア）、13番手ダニール・クビアト（トロロッソ）、14番手エステバン・グティエレス（ザウバー）、15番手ケビン・マグヌッセン（マクラーレン）、16番手ジャン-エリック・ベルニュ（トロロッソ）。
Q3は、セッション開始早々にセバスチャン・ベッテル（レッドブル）のクルマにトラブルが発生しストップしてしまう。これでセッションは再び赤旗中断となる。セッション再開後は、Q2まではロズベルグに先行を許していたハミルトンが一発の速さを見せつけ、今季4回目のポールポジションを確定させた。2番手にはロズベルグ、3番手にはダニエル・リカルド（レッドブル）が入っている。
4番手から10番手までの結果は次のとおり。4番手バルテリ・ボッタス（ウィリアムズ）、5番手ロマン・グロージャン（ロータス）、6番手キミ・ライコネン（フェラーリ）、7番手フェルナンド・アロンソ（フェラーリ）、8番手ジェンソン・バトン（マクラーレン）、9番手フェリペ・マッサ（ウィリアムズ）、10番手セバスチャン・ベッテル（レッドブル）。
F1スペインGP決勝は、明日11日（日）の現地時間14時（日本時間21時）から始まる。
