2014年F1で最下位争いに終始しているケータハムが、技術責任者のマーク・スミスを解雇した模様だ。
フィンランド『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙の特派員として第5戦スペインGPを追っているルイス・ヴァスコンセロス記者が伝えたもの。
スミスは53歳。ルノー(現ロータス)、レッドブル、フォース・インディアを経て2011年、ケータハムに入団。今回、チーム不振の責任を取らされた形だ。
2010年にF1に打って出たケータハムだが、チームオーナーのトニー・フェルナンデスは我慢の限界に達しつつあり、参戦は今季が最後という話もある。
チーム代表のシリル・アビテブールは9日(金)、バルセロナで次のように話していた。「ただひとついえるのは、我々は決して安穏としていられないということだ」
「F1はモータースポーツの最高峰だ。自分たちがF1にふさわしいかどうか、コース上で証明しなければならない。F1に参戦したからといって、ただ座ってリラックスしてはいられない」