今週末開催されるF1スペインGP(11日決勝)の主催者が、グランプリの名称を変更したいと考えていることが明らかとなった。
1991年の完成以来カタルーニャ・サーキットと呼ばれてきたバルセロナのサーキットだが、昨年その名称を一部変更しており、現在では「バルセロナ-カタルーニャ・サーキット」というのが正式名称となっている。
そして、このほど同サーキットの責任者であるサルバドール・セルビアが、『Catalunya Radio(カタルーニャ・ラジオ)』に対し、現在のスペインGPという名称を「バルセロナGP」に変えたいという考えを持っていると語った。
「明らかに、バルセロナというブランドのほうがスペインというブランドよりも売れるんだ」
そう語ったセルビアは、次のように続けた。
「バルセロナGP(グラン・プレミオ・デ・バルセロナ)と呼んだほうがいいという理由は、我々は世界中に向けて販売をしているし、バルセロナというブランドのほうが大いに役立つんだよ」
現在のスペインGPの契約は2016年までとなっている。