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レッドブル、トロロッソ、ルノーが協力してエンジン開発にあたる

2014年04月11日(金)21:47 pm

ルノーが早期にエンジンを改善できなければ、2014年のタイトル争いはメルセデスAMGの逃げ切りになるとレッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコが話している。

数周の走行しかできなかった冬のテストに比べれば、ルノーのV6ターボエンジンは進歩したと言える。しかし、さらなる努力が必要だとマルコはドイツのメディアに語った。

「エンジンが機能し始めれば、トップに戻れる可能性が出てくる」

「だが、今のままだとしたら、ニキ(ラウダ/メルセデスAMG非常勤会長)におめでとうと言わなきゃならない。彼のドライバー2人のトップ独走状態が続くだろうから」

また、問題解決のため、レッドブルがこれまで以上にルノーと密接に仕事をしていることもマルコは明らかにした。

「私もよくフランスに行くから、現代のエンジンテクノロジーについてすごく詳しくなったよ」と言ってマルコは笑顔を見せた。

「緊急事態だから、レッドブルとトロロッソ、ルノーが一体として取り組む問題としたんだ」とマルコ。「それから、シュタイアーマルク州の会社も含めることにした。シュタイアーマルクなしでは何も始まらないからね」とマルコはジョークを飛ばしている。

オーストリアのシュタイアーマルク州は、マルコや、レッドブルのチームオーナーであるディートリッヒ・マテシッツの出身地で、エナジードリンクメーカー、レッドブルの本拠地もある。

「我々は多くのミスを発見した。今は少しばかり明るい気持ちだよ。ヨーロッパでのレースに向けて、大きく前進できそうだ」とマルコは自信をのぞかせている。

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