昨年末でF1を引退したマーク・ウェバーは、古巣レッドブルがF1モナコGP(5月25日決勝)で優勝すると予想している。
7年間レッドブルに在籍したウェバーは、現在圧倒的な強さを見せるメルセデスAMGが引き続きトップを守るだろうと認めながらも、オーストリアの『Salzburger Nachrichten(ザルツブルガー・ナッハリヒテン)』紙に次のように語った。
「彼ら(レッドブル)はメルセデスAMGのレベルまで戻ってくるよ」
「時間が必要だけれど、それは当然のことだ」
「15年間も勝ち続けることはできない」
「みんな、フィニッシュが2位、3位だから強くないと言っている。確かにレッドブルは(過去に)たくさん勝ってきた。でも今年もきっとまた勝つと思うね」
「チャンピオン獲得に十分なくらい優勝できるかどうかについては、メルセデスがどのくらい強いかを見てみなければ。シーズン前半であまりにも多くのポイントを稼いでしまうかどうかだ」とウェバーは語っている。
開幕戦オーストラリアGPと第2戦マレーシアGPで連勝したメルセデスAMGだが、次のバーレーンGP(6日決勝)では、その強さがいっそう際立っている。ウェバーはその理由について、パワフルなメルセデスエンジンが長いストレートでものを言っているからだと説明する。
「これからのレースでもメルセデスは圧倒的に強いだろう」とウェバー。「でも、レッドブルはモナコで勝つよ」というウェバーの言葉を『Speedweek(スピードウィーク)』が伝えている。