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ヒュルケンベルグ「マレーシアは厳しい戦いになる」

2014年03月25日(火)11:45 am

フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグが、セパン・インターナショナル・サーキットで行われるF1第2戦マレーシアGP(3月30日決勝)に向けて意気込みを語った。

Q:ニコ、メルボルンを振り返ってみて、期待通りの週末になりましたか?

ヒュルケンベルグ:先入観を捨てて戦いに臨むように努めた。実際のところ、なるようにしかならなかったね。去年と同様これといったサプライズもなく、至って普通のレースだったよ。燃料の管理については何の心配もなかった。2回のフォーメーションラップに加え、レース前半のセーフティカー出動にも助けられた。すべてのセッションで何の問題もなく走れたから、今後に向けて明るい材料だよ。

Q:レースの週末を一回経験したわけですが、マシンをドライブしてみていかがでしたか?

ヒュルケンベルグ:マシンの感触も昨年と大きく違わない。規則の関係で少しスピードが遅くなったのと、2013年に比べてダウンフォースが減ったぐらいかな。それに追い越しがかなり難しくなったよ。前のマシンが極端に遅いなら話は別だけどね。良い例がレース中のフェルナンド(アロンソ/フェラーリ)さ。ちっとも僕にパスを仕掛けられなかったよね。

Q:タイヤはどうでしょうか? オーストラリアでは予想したより大きな勝負の鍵となりましたか?

ヒュルケンベルグ:レースで左フロントタイヤにグレイニングの問題が生じたね。週末を通じてそれまで経験したことのないトラブルだ。おそらく、気温が下がったことが原因だろう。ソフトタイヤで走った第1と第2スティントでパフォーマンスに大きな影響が出た。その点、ミディアムはまずまずだったよ。

Q:メルボルンで学んだことを踏まえて、今年はどんな選手権争いになりそうですか?

ヒュルケンベルグ:今年は大きな躍進が見られるだろうね。それに準じてシーズン中の勢力分布が書き換わるだろう。チームによってはまだまだ問題解決が必要なところもあるが、多分これから手ごわさを増すと思う。僕らを含む全チームに伸びしろがある。開発は加速度的に進むだろうね。

Q:今週末のマレーシアGPを予想してみてください。

ヒュルケンベルグ:マレーシアは厳しい戦いになるだろう。まずサーキットの特性が大きく違うし、温度もより高い。それに応じてタイヤの性能低下がさらにひどくなる傾向にある。きっと新型車を試すよい機会だよ。メルボルンのサーキットよりスペースが広いし、高速と低速コーナーのバリエーションも良好だ。それに長いストレートも2本ある。

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