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マクラーレン、開幕直前にマシンカラーリングを調整

マクラーレンが開幕前F1テストで使用していた2014年型車MP4-29のデザインは、マシン全体がシルバーのカラーリングであり、特に昨年末にタイトルスポンサーのボーダフォンと契約が切れたため、サイドポッドにMP4-29を入れていた。

しかし、今週末のF1第1戦オーストラリアGP（3月16日決勝）を直前に控えた11日（火）にグランプリの舞台となるアルバート・パークのピットレーンに姿を現したMP4-29のサイドポッドには、かつてのウエスト時代を彷彿（ほうふつ）とさせるブラックのデザインが施されている。

マクラーレンは1997年から2005年まで、イギリスのタバコ会社インペリアル・タバコ所有のドイツのタバコ銘柄であるウエストとスポンサー契約を結んでいたが、タバコ広告に関する欧州連合（EU）の禁止措置にともなって、ウエストは2005年7月にマクラーレンとの関係に終止符を打った。