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メルセデスAMG、アドバンテージを認めるも「謙虚」に開幕戦へ

2014年02月26日(水)18:13 pm

メルセデスAMGが今季のタイトル最有力と言われる中、メルセデスのモータースポーツ責任者トト・ヴォルフは「謙虚」な姿勢で開幕を迎えると語った。

これまでに2回行われた開幕前テストの結果、メルセデスAMGはライバルに対して大きなアドバンテージを得ているとされる。これにはヴォルフも、「慎重ながら楽観的」とアドバンテージがあることを認める。しかし『DPA通信』に対し、次のようにも話している。

「フェラーリやルノーを搭載するチームが、復調することは分かりきっている。時間の問題だ。疑う余地はない」

4年連続王者のセバスチャン・ベッテル率いるレッドブルは、テストでかなり苦戦しているが、レッドブルこそ警戒する必要があるとヴォルフは加えた。

「タイトルを4回獲得したチームだ。それに、F1で最高のドライバーを擁している」

ヴォルフはメルセデスAMGのテストが順調だと認めつつ、次のようにも話している。

「私の頭に浮かぶのは謙虚という言葉だ。過去にも“テストの王者”はたくさんいた」

「信頼性の問題は、解決からほど遠い状態だ。第1の課題は、開幕戦を完走することだろう」

「何度かいいテストをできたが、歓喜するようなことではない」

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