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いつまでもチャンピオン気分のウィリアムズが抱える問題

2014年02月12日(水)13:04 pm

F1チームは、人が多々出入りするものだ。そんな中、ふたりの有名な人物が、かつてF1タイトルを獲得し活気にあふれていたウィリアムズについて語っている。

ひとりは長年フェラーリに乗っていたが、2013年からウィリアムズに移籍したフェリペ・マッサ。ブラジルのテレビ局『Rede Globo(ヘジ・グロボ)』に「とても満足している」と、次のように話す。

「僕には変化が必要だった。F1の何もかもが変わる重大な転機をきっかけにね」

同じ理由でウィリアムズにも変化を求める人物がいた。同チームで長年エンジニアとして働いていたセビ・プホラールだ。現在、彼はトロロッソにいる。

プホラールはスペイン『El Confidencial(エル・コンフィデンシアル)』に次のように語った。「昨年はとても厳しい状況にあった。ウィリアムズにいるのが正しいこととは思えなかったんだ。だから私は変化を求めた」

「パット・シモンズが着任したこと自体は良かった。彼はとても経験豊富な人間だからね。問題は、ほかの部分さ」

プホラールは40歳のスペイン人。彼に言わせると、ウィリアムズの問題は好不調の波に対応できないことだ。いつまでもトップチームのようにふるまっているらしい。

「時代の変化を受け入れるべきだよ。そしてそれに応じて違う計画を立てないとね」とプホラールは語り、次のように続けた。「いつまでも世界チャンピオンの気分に浸っていちゃいけない」

「でも、今彼らは多くの変化を起こしていると思う。いずれ状況は改善するだろう。ただ、私個人としては環境を変えたかったんだ」

しかし、技術的なトラブルで多忙のルノーをエンジンパートナーに持つトロロッソへの移籍はどうなのだろう。そのことを質問されるとプホラールは笑って次のように答えた。

「今のチームには何の文句もないよ」

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