以前、ファクトリー内で録音されたメルセデスのV6エンジンのテスト時の音はすでに公開されており、その音を聞いたF1ファンの中には、2014年以降のF1の音が貧弱なものとなるのではないかとの不安を口にする者もいた。
だが、今回公表されたシルバーストンで走行したときの新しい音声ファイルでは、タービンの回転音もはっきりと聞き取れるものとなっており、その音は好意的に受け止められたようだ。ある者は、次のような感想を書き込んでいる。
「昨年、あのエンジンのテスト時の音を聞いたときは、恐ろしくなったけど、サーキットでの音は素晴らしいね」
マクラーレンのジェンソン・バトンも、「聞いた限りでは、かなりいい音だよ」と語り、次のように続けた。
「ターボが加えられたことで、さまざまな音が交じり合っている。だから、かなり独特な音になっているよ。でも、僕は好きだね。いい音だよ」
バトンが所属するマクラーレンは、メルセデスのエンジンを使用するのは今季までで、2015年からは、ホンダのエンジンを搭載する。
メルセデスAMGの走行音は、こちらから。