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メルセデス、ルノーとのF1エンジン共同開発を否定

2013年12月25日(水)11:42 am

メルセデスが、2014年からF1に導入されるV6ターボエンジンの開発でルノーと提携するのではないかとのうわさを否定した。

しかし、市販車の分野でメルセデスとルノー・日産は協力関係を築いており、その提携契約は今後数か月のうちに延長されるものと考えられている。

『Financial Times(フィナンシャル・タイムズ)』の記者であるヘンリー・フォイは、「世界のあらゆる自動車メーカーたちは、コストを削減し新たな市場を成長させるために、協力関係を発展させ、共同事業を展開している」と書き、さらに次のように付け加えた。

「そうした動きは、20年におよぶ過去最悪のヨーロッパ市場と、さらに燃費効率の高いクルマなど、新たな分野での革新を起こさなくてはならないという、これまでにないプレッシャーへ対処するために出てきたものだ」

だが、メルセデスとその親会社であるダイムラーの会長であるディーター・ツェッチェは、ルノーとの協力関係がメルセデスとルノー、2つのF1エンジンメーカーがF1用エンジンの開発を協力して進めることを意味するものではない、と語っている。

ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』とのインタビューにおいて、ツェッチェは次のように述べた。

「いや、協力関係は持つものの、共通の宣伝活動などは行わない。そしてモータースポーツは宣伝活動の一部なんだ」

「それに、もしF1に共通のエンジンが導入されることになれば、そのとき我々は去ることになるだろうとも言ってきた」

「エンジンは、我々にとって競争の核となるものだし、我々が最高のエンジンが製造できることを示したいと思っている」

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