マクラーレンの2014年型F1マシンはあざやかなオレンジ色になる、とイタリアで報じられた。
『Omnicorse(オムニコルセ)』によると、マクラーレンの新車MP4-29は来年の1月25日(土)に発表されるようだ。
まだ公式に発表された情報ではないが、開幕前テスト前の慌ただしい時期に新車発表の日程が重ならないようにするため、マクラーレンはすでにライバルチームに新車発表の日程を伝えているという。
ボーダフォンがタイトルスポンサーを降りたことや、新たなタイトルスポンサーが発表されていないことから、マクラーレンはメルセデスエンジンを積む最後のマシンを伝統のオレンジ色にするとも言われている。
近年のF1マシンは、スポンサーのイメージカラーを採用することが主流になっているが、それ以前のF1では各国のナショナルカラーが車体のカラーリングに採用されていた。マクラーレンの創始者ブルース・マクラーレンはニュージーランド出身のため、マクラーレンは当初オレンジのカラーリングを使っており、今もレースに優勝した際はチームメンバー全員がロケット・レッドと呼ばれるオレンジ色のTシャツを着て記念撮影を行っている。