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ヴァージン、フォーミュラEに参戦

2013年12月06日(金)11:33 am

2010年と2011年にF1へ参戦していたヴァージン・レーシングが、2014年9月に初開催されるフォーミュラEへの参戦を5日(木)に発表した。

イギリスに本拠を構えるチームの正式名称はヴァージン・レーシング・フォーミュラEチーム。オーナーは、航空会社を核に多角的な事業を展開するヴァージン・グループの創設者であるリチャード・ブランソン。チーム代表はアレックス・タイが務めることになる。

チームオーナーのブランソンは、今回の発表に際し次のように語った。

「フォーミュラE選手権がスタートすることはレースファンにとってワクワクするようなニュースだが、将来素晴らしい電気自動車が開発できると信じている者たちにとってもそれは同じだ」

「速く、信頼性があり、耐久性のあるレースカーを造り上げるために求められるものは、この分野を加速させることに役立ち、世界中にいる大勢の観客に対して電気自動車を紹介する機会となる」

さらに、フォーミュラEホールディングスの最高経営責任者であるアレハンドロ・アガグも次のように述べた。

「リチャード・ブランソン氏とヴァージン・レーシング・チームをフォーミュラEに迎えることができたこと、そしてFIAの新たな電気自動車による世界的レースシリーズを、世界最高レベルのモータースポーツへ復帰する場として選んでくれたことを非常にうれしく思っている」

「ヴァージンのような、世界的なブランドであり、技術革新やスポーツへの情熱を持つことでも知られるチームが、我々の10チームのひとつに加わってくれることは選手権にとって非常に大きなプラスであり、彼らの環境に優しいモビリティーに対する献身的姿勢を示すものだ」

フォーミュラEシリーズには、すでにインディカーシリーズのアンドレッティ・オートスポーツや、日本からもスーパー・アグリなど8チームの参戦が決定している。また、4日(水)には、全10レースのスケジュールも正式に発表されており、シリーズ初開催に向けてその全容が次第に明らかとなってきている。

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