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ウィリアムズと同じ運命たどるか、マクラーレン

2013年11月27日(水)12:43 pm

マクラーレンは2013年の不振が響き、このままグリッド後方に埋没するのではとの恐れが広がるなか、ジェンソン・バトン(マクラーレン)はこれに反発している。

かつてF1のトップチームだったウィリアムズは、今やレッドブルやフェラーリ、マクラーレンといった人材、施設、資金の豊富なチームに骨抜きにされてしまった。

ところが、そんなマクラーレンも数十年に一度の大スランプに見まわれ、タイトルスポンサーのボーダフォンもシーズン終了とともにチームを去った。

先週末のシーズン最終戦ブラジルGPでも、4位の成績ながらチームの公式ツイッターで「最高のパフォーマンス」と喜ぶありさま。おまけに「マクラーレンを信じよう」といったハッシュタグ付きだ。

能天気ともとれるチームの姿勢だが、バトンは次のようにイギリスの新聞紙上でチームを擁護する。

「チームにはいいムードと自信があふれているよ」。ウィリアムズと同じく、マクラーレンのグリッドは今後も下降線をたどるのだろうか。バトンの意見は違う。

「僕らにはウィリアムズにない底力がある。F1のようなスポーツは金が物をいうんだ。ある意味、サッカーと同じだよ」

マクラーレンは組織改革が必要といった考えもバトンは否定する。シーズンを通じて一度も表彰台に立てなかったにも関わらずだ。

「チームにはつらい一年だった。皆が何年ぶりの不振とか騒いでいるようにね」

「しかし、チーム全員が来年に向けて張り切っている。(規則の)変更はどのチームにとっても大きなチャンスだ。唯一の例外はレッドブルかな」

ところがバトンの友人で元F1ドライバーのデビッド・クルサードは、バトンが今年、かなりの打撃を受けたのではないかと案じている。

しかし、さすがマクラーレンの卒業生だ。クルサードは、いずれバトンにもチームにも反撃のときはやってくるとイギリス『Telegraph(テレグラフ)』紙へ、次のように語る。

「マクラーレンは強大なチームだよ」

「彼らは素晴らしい施設を備えているうえ、資金も豊富にある」

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