キミ・ライコネンが今季終盤2戦を休むときいてあ然とした人は多いが、どうやらロータスを所有する投資会社ジェニイ・キャピタル社長のジェラルド・ロペスもそのひとりだ。
資金繰りに苦しむロータスといさかいを起こしたライコネン。このようなタイミングでの手術はチームへの当てつけと、とらえられても仕方ない。
しかもロータスは、フェラーリを相手に年間順位の賞金を賭けて残り2レース、し烈な戦いを目前にしているのだ。まさに絶妙のタイミングでの欠場に疑問の声が多く聞かれている。
「何よりも大事なのは、ライコネンの健康だ。一日も早い回復を祈りたい」と、ドイツ『Die Welt(ディー・ヴェルト)』紙に話すロペス。
「とはいえ、ここへ来ての手術はロータスにとってはつらい。タイミングが悪すぎるよ。まあ、これもF1ということなんだろうね」と続けたロペス。どうやら、ライコネンを疑っている様子だ。