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負傷中のアロンソ、F1アメリカGP出走へ

2013年11月13日(水)11:18 am

今週末に開催されるF1第18戦アメリカGP(11月17日決勝)の出走を巡り、過熱を見せる報道合戦に、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)本人とフェラーリが終止符を打った。

アロンソは、3日(日)に行われたF1第17戦アブダビGP決勝で、ジャン-エリック・ベルニュ(トロロッソ)と競り合った際、縁石に乗り上げ、そのときの衝撃によりいまだ背中に痛みを抱えているとされる。

最終的な代役候補に、フェラーリがジュール・ビアンキ(マルシャ)やペドロ・デ・ラ・ロサ(フェラーリ/開発ドライバー)を挙げているとのうわさまで流れていた。

しかしアロンソは、数百万人いる自身のツイッターやフェイスブックのフォロワーに対し、アメリカGPが開催されるテキサス行きの飛行機に乗る準備をしていると11日(月)夜遅くに発信した。

「オースティンに向けて、荷造りの最中」と母国スペインからアロンソは書き込んでいる。

「まだ痛みはあるけど、チームの役に立ちたいし、そうできる自信もある。いつも通り、100パーセントの力で挑むよ!」と決意を表明している。

この知らせを歓迎すべく、フェラーリは公式サイト上の記事内で、アロンソのチームへの献身を疑う人々は「再考すべきだ」と述べている。

フェラーリは、アロンソがアブダビで「圧迫損傷」を負ったことを正式に認め、今週末のアメリカGPは「完ぺきな状態」ではないだろうとしている。

フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長も、「たとえベストの状態ではなくても、すべてをささげようとするフェルナンドの姿勢をうれしく思う」とアロンソを称えている。

「これは、彼がいかに私たちと一心同体であるかを示している。彼によって示された例が、今シーズンを可能な限り最高なかたちで終えようと努めているチームにとって、さらなる後押しになると確信している」と述べた。

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