ケータハムのシャルル・ピックが、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われるF1第18戦アメリカGP(11月17日決勝)に向けて意気込みを語った。
シャルル・ピック
「アブダビでのタフなレースを終え、オースティンで再びクルマを運転できるのはうれしいね。アブダビではセットアップに問題を抱えていたため、週末を通してあまり調子が良いとは言えなかった。でもファクトリーではスタッフたちが原因を詳しく調べてくれているから、オースティンではきちんと改善されているだろうし、今度はしっかり戦えると信じているよ」
「サーキット・オブ・ジ・アメリカズはF1マシンを走らせるのに最高の場所だと思う。かなりの高低差に加え、非常にテクニカルな区間もある。週末を通してサーキット内外の雰囲気にも驚くべきものがあって、特別なグランプリのひとつであると言えるね。去年初めて来たとき、レース主催者がこのイベントを素晴らしいものにまとめ上げてくれると予想はしていた。だってアメリカだからね。でもオースティン全体がこれほどまでにF1を歓迎してくれるとは思ってもみなかったよ。今年は去年以上に盛り上がるんじゃないかな。スタッフ全員が素晴らしいレースとなることを願っているし、実際にレースがそうなったら、お客さんにとっても最高だよね」
「ここは僕たちのメインパートナーであるDellとGEにとってのホームレースでもあるから、週末を通して多くのゲストが集まってくる。F1ドライバーにとって、周りに振り回されることなく、メインとなるゴールに焦点を当てることは、とても大切な挑戦のうちのひとつだ。僕はこれまでいつもそれをうまくやってきた。だからたとえサーキットの外でやらなくてはいけない仕事が山ほどあったとしても、レース当日にチャンスをつかみ取る準備はばっちりできているよ」