ロッシ、母国でフリー走行に参加
ケータハムの控えドライバーであるアレキサンダー・ロッシが、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われるF1第18戦アメリカGP（11月17日決勝）に向けて意気込みを語った。
アレキサンダー・ロッシ
「アメリカGPが始まるのが待ち遠しいよ。僕のキャリアとアメリカのスポーツ界、両方にとって重要な機会だし、友人、家族、サポーター、ファンを含めたみんなの前でフリー走行1回目に参加することは、僕にとってもうひとつの大きな進歩となると言えるだろうね。チームがチャンスをくれたこと、僕のことを信じて責任を任せてくれたこと、それぞれが大きな意味を持っている。これを実現するために力を尽くしてくれたすべての人にお礼を言いたい」
「忙しい週末になると思うけど、あらゆる準備はできている。サーキットに到着する前にもメディアの仕事がたくさんあるし、水曜日の午後にはFOTA（フォーミュラ・ワン・チームズ・アソシエーションズ）ファンフォーラムも開催される。そのあとはカートのイベントに直行だよ。ファンと触れ合ったり、僕たちが行っているスポーツについてオースティンのローカルメディアに語ったりすることは、とても良いチャンスだよね。そして金曜の朝にはいよいよ僕たちの本当の仕事がトラック上で始まるんだ」
「サーキット・オブ・ジ・アメリカズはクラシック・グランプリカーを含めて何度か走った経験があるから、レイアウトは熟知しているよ。そうは言っても、今シーズンのF1マシンで走ると全く違った感触になるだろうし、グランプリの週末を走るというのは非常に大きな責任となることは間違いないね。ここ数年F1テストを積み重ねてきたので、フリー走行1回目でチームのためにベストを尽くす準備は万端だ。残りの週末で最適なセットアップを見つけられるようチームを手助けするという点において、フリー走行はとても重要となってくる。それに加えて、正式なF1ドライバーに昇格するという次のステップに向けて、学習と発展、そして進化の場としてもこのセッションを活用できたらいいね」
