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ブラウン獲得の可能性に否定的なウィリアムズ

2013年11月05日(火)12:15 pm

去就が注目されているメルセデスAMGのチーム代表ロス・ブラウンについて、移籍先としてうわさに上っているウィリアムズのチーム代表フランク・ウィリアムズが、ブラウンに接触するかもしれないと話した。

数日前に、副チーム代表のクレア・ウィリアムズは、ブラウンとは「交渉していない」とうわさを否定していた。

ブラウンについては、今シーズン末でチーム代表を辞任し、離脱するのではないかとうわさされている。メルセデスAMGの非常勤会長を務めるニキ・ラウダは、ブラウンを引き留める意向を明らかにしている。

ブラウンは、70年代にウィリアムズの機械工としてF1キャリアを始めた。

「チームにいたころ、彼はエンジニアリングの面で本当に飛び抜けて優秀だった。非常に才能がある」とウィリアムズはブラウンについてイギリスのテレビ局『Sky Sports(スカイ・スポーツ)』に語った。

「きっと飛躍的に知識を増やしているものと思う。だから、もしチームに来れば、素晴らしい戦力になるだろう」

「彼があいているとは知らなかったよ。それなら、連絡しなければいけないかもしれないね。それ以上は言えないよ」

「気が進まない理由は、すでに雇っているスタッフがおり、われわれにはロスを雇える資金があるとも思えないからだ。それに、うちに来たがるというのもありそうにない。だから、彼を獲得できなかったら、チームにすでにいるスタッフを怒らせるだけだろう」とウィリアムズは話し、ブラウン獲得について否定的な見解を示した。

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