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ヒュルケンベルグ、アブダビで古巣チームと交渉か

2013年11月05日(火)12:24 pm

ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)が、古巣フォース・インディアへ復帰する可能性が大きくなってきているかもしれない。

ヒュルケンベルグにとってフォース・インディアが選択肢のひとつになることはないだろうと考えられていた。なぜならば、2012年に1シーズンを共に過ごしたものの、2013年にはすぐにザウバーへの移籍を決めたことにより、フォース・インディアのチームオーナー兼代表であるビジェイ・マリヤの機嫌を損ねたという経緯があるためだ。

さらに、フォース・インディアではまだヒュルケンベルグに対して未払いとなっている報酬があるともうわさされている。

だが、現在26歳のヒュルケンベルグは必死に2014年のシートを模索している。そして、ヒュルケンベルグと彼のマネジャーであるヴェルナー・ハインツ、そしてフォース・インディアのスポーティングディレクターであるオットマー・サフナウアーが先週末のF1第17戦アブダビGPのパドックにおいて話し込んでいる様子が目撃されていたことは注目に値するだろう。

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、ヒュルケンベルグがその話し合いは重要なものではなく、サフナウアーとは「かなり以前から」の知り合いだったことによるものだと語ったと報じている。

だが、フォース・インディアではまだ2014年のドライバー体制を正式に発表しておらず、まだシートに空きがあるものとみなされている。そして、現在のドライバーのひとりであるポール・ディ・レスタは将来に向けてさらに不安を募らせている。

ディ・レスタはアブダビで『BBC』に次のように認めた。

「悪い夢を見ているようだよ」

「ビジェイとほかの人たちも、来シーズンに向けては可能性があるようなそぶりをみせている。だけど、僕はそれをはっきりと知りたいんだ」

ヒュルケンベルグには、フォース・インディアのほかに、ロータス移籍の可能性が報じられている。

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