ピレリが再びF1撤退をちらつかせている。
来年もF1にタイヤを供給することが決定したピレリであるが、『Reuters(ロイター通信)』の取材において、モータースポーツ責任者を務めるポール・ヘンベリーは2014年シーズンに向けもっと多くのテストが必要だと前置きをした上で、以下のように続けた。
「数週間前に我が社の社長がコメントしたように、(より多くの)走行データがなければタイヤを製作できない」
今年のピレリタイヤに関してチーム側は、シーズン当初から指摘される極端な性能低下に加え、F1イギリスGP(6月30決勝)ではトラブルが続出するなど、あまり良い印象を抱いていない。